先生の前で先生になる

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徳倉です。
昨日は香川県高等学校教育研究会定通部会総会にお招きいただき、「なぜ高校生にライフデザインが必要なのか?」をテーマに講演をさせていただきました。
普段、私は高校生を対象にライフデザインの授業をしているのですが、この日は県内14校ほどの先生方や県教委の方々に向けての一時間程度の講演でした。
「これまで生徒に対して授業中に『どれだけ寝るなよ』と言って来られたかを思い出しながら、今日は聞いてくださいね」と事前にお伝えしたこともあり、聞いてくださる姿勢も一流でございました。
 
内容については、

  • 現在のキャリア教育だけでなく、「ライフ」に重点を置いた教育も3年間の高校生活の中では必要であること
  • 時代の変化が激しい現代において、WLB・働き方・結婚・出産・子育て・介護にいたるまで、自分の人生を自分自身でデザインしていくそのきっかけを高校生時代に持てることのメリット

などを中心に、適宜 年収グラフや人口統計などのデータをまじえながらお話しました。
 
高校を出て大学に進学するだけでなく、そのまま就職する場合も多い地域においては、高校3年間がライフデザイン・キャリアデザインを知るうえで「最後の砦」になりうるのです。
このことを先生方に知ってもらいたいとお話した際には、どの先生方も深くうなずきながら真剣に聞いて下さったのが印象的でした。
今年も香川県内数校ではすでに授業をさせていただいていますが、仕事面のキャリアだけでなく生活面のライフデザインの考え方の普及にも力を入れていきたいと思います。
今日はこの辺で。

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