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徳倉です。
昨日は、8月から出演させていただいいている毎週金曜日情報番組のコメンテーターのお仕事でした。
最近はようやく周りを見渡すことができるくらいの緊張度に下がってきました。色々と観察しながら仕事に取り組んでいます。
一つ、とても痛感することがあります。
それはなにか?この業界はきっちりと「分業」されているということです。もちろんTVのお仕事だけではないでしょうが、これが本当に勉強になります。
アナウンサー・音声・照明・備品・カメラ・フロアディレクター・プロデューサーなど、挙げて行くとキリがないほど多くの方が携わり放送が成り立っています。
生放送ともなると、一人のミスが大きな失敗に繋がることが想定されるので、事前の打ち合わせからリハーサルまでかなりのコミュニケーション量になります。
時間あたりに換算すると、普段私が行っている仕事の数倍の密度のコミュニケーションではないかと感じています。
一度生放送が始まると声を使ってのコミュニケーションができない場合もあるので、カメラさんの目やフロアディレクターさんの手の動きで察知し、状況を把握するということもしばしば。
こんな私ですら周囲のスタッフの目線や隣のアナウンサーさんの目線で察知し、臨機応変な対応をしたことも数度ありました。
「分業」での仕事というものは、相手に任せっきりにするのではなく、相手を理解・尊重し高度な信頼関係と濃密なコミュニケーションを持って事にあたらねばいけない。そうでなければ、順調に行くことが少ないのではないか。このお仕事をさせていただきながらそう感じるのです。
夫婦にしても親子にしても、ある意味「分業」という部分があると思います。
ならばやはり会話を大事にしながら意思疎通を図ることが、長期的に見てもあらゆる家族のリスクを軽減するのだろうと強く感じる今日この頃です。
働き方も子育ても「相互理解」と「会話」が重要のようです。
今日はこの辺で。