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徳倉です。
昨日は東京で数日にわたり開催された「第68回日本産婦人科学会学術講演会」にお呼びいただき、講演、その後にパネルディスカッション&ワークショップに参加いたしました。
※上の写真は、ワークショップ終了後に会場に残っておられた医師の皆さんとの記念撮影
組織の存亡がかかっている
講演のテーマは、「イクボス 〜新しい働き方・マネジメント〜」だったわけですが、このところ医師向けや医学生、医療従事者向けの講演依頼が増えてきています。
一般的に閉鎖的と言われる組織にとっても、女性医師だけでなく、すべての医師や職員にとっての働き方が、これからの組織の存亡をかけていることを明示しているのではないかなと感じています。
私はたまたま妻が医師であり、結婚当初がキャリアを考える上で非常に重要なタイミングでした。
当時、多くの時間を費やし相談しながら進めてきた経験があったからこそ、今多くの医師の前でお話できるまでになったのだと思います。
何通ものお礼のことば
今朝もメールを開くと、昨日参加された医師の方々から何通もメール届いておりとても嬉しくなりました。
少し抜粋して紹介しますと(所属や個人がわからない様に一部加工してあります)
「産婦人科医が減少する現状を打破するには、業務改善と教育だと思っております。
まず現場の人間がハッピーでなければならないと考えています。
イクボスは正にうってつけの考え方、社会の流れであり、歓迎しております。」
「学会で講演を拝聴しまして、感激しました。
去年、育休(平日5日間)を取った前後で家事、育児に対する考えがだいぶ変わってきました。
日頃、悶々とした思いを抱えながらも、職場ではあまり大きな声では言えない、という環境で、共感してくれる人がいた、という事実だけでも救われました。
医業の中で実践することの難しさもあると思いますが、周囲の意識改革をしていけたらなと思います。」
これらのメールは日本人なら誰しもが知っている大学病院の中堅の医師の皆さんです。
組織にイクボスマインドを
どの業態にあっても労働人口減少によって危機感が強まっています。
いち早くイクボスマインドを取り入れた組織変革を行うタイミングこそ今なのではないでしょうか。
今日はこの辺で。