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大美です。
先週半ばのこと、とても辛いお知らせがありました。
とぉーってもお久しぶりの方からのお電話。
こういう時って、何となくちょっと嫌な予感がします。
友人が亡くなった、と。
亡くなった女性は、40代半ばで、ここ数年で一緒にお仕事をする機会もありました。
居心地の良いカフェや素敵なオーナーさんがいるお店なんかをたくさん知ってる人でした。
ご本人もとても素敵な人で、いつ会ってもニコニコと「おーみちゃん、忙しいん?私らフリーランスは体が資本やし、体調にはほんまに気をつけないかんね」なんて、とりとめのないお話をたくさんしました。
1週間ほど前、ふとその女性のことが気になって、「そう言えば最近会ってないし、あんまり姿見ないな。またお茶でも誘おうかな」とLINEの画面を開いたのを覚えてます。
でも、その時には既に旅立たれた後だったそうです。
辛い気持ちを抱えたまま、「いや、私も知らせないといけない人がいる」と思い、何人かに連絡をしました。
そのうちの一人が、「お別れの会に行きたいけど、実は第2子を出産したばかりで行けるか分からない」とお返事をくれました。
辛かった気持ちが、ほんの少しだけ救われたような気持ちになりました。
新しく生まれる命もあれば、役目を終えて消えていく命もある。
それがいつどのタイミングで訪れるかは分からないけど、それは誰にも止めることのできないことなのだ、と。
亡くなったその女性は、間違いなくご自身の役目を全うされました。
亡くなる前に素敵な本を2冊出版されました。
その本には、その女性の人柄がキラキラと散りばめられています。
でも、もっともっと色んなお話がしたかった。
もっともっとおいしいご飯を一緒に食べたかった。
今は後悔しかありません。
ありきたりですが、思うことはやっぱり同じ。
明日はかなり高い確率でやってくるかもしれないけど、それは絶対じゃない。
年を重ねるにつれ、お別れの回数も少しずつ増えてきている気がします。
そういうものなのだと思います。
だからこそ、明日を過信し過ぎないように。